【東浦町 防水工事】衣浦湾近傍の耐候性に適した工法と費用比較

目次

はじめに:海風・塩害・強日射を前提に選ぶ

衣浦湾に近いエリアは、塩分ミスト+強風+夏季高温で防水層の劣化が早まりがち。
結論:**“耐候性・耐塩性・防水層の層厚/補強”**を基準に、場所(屋上/バルコニー/庇)ごとに最適工法を選ぶのが正解です。


東浦町で推奨の防水工法(用途別マトリクス)

用途/条件最有力候補代替候補重点ポイント
屋上(広面積・風圧大)塩ビシート防水ウレタン通気緩衝シート厚み1.5mm以上、端部ディテールとアンカー
バルコニー/ベランダFRP防水ウレタン密着高耐久トップコート更新サイクルの設定
複雑形状・段差多いウレタン(密着/通気)下地含水率管理、プライマー選定
既存防水が膨れ/含水ウレタン通気緩衝塩ビシート脱気筒で水蒸気を逃がす設計
鉄骨庇・金属下地塩ビシート(機械固定)FRP熱伸縮と端部金物の耐塩対策
重歩行(屋上テラス等)塩ビシート+保護FRP厚膜歩行用仕上げ、ノンスリップ性

工法別の特徴と費用比較(目安)

工法耐久年数目安単価(㎡)長所留意点
塩ビシート(機械/接着)15〜20年6,000〜9,000円耐候・耐塩・広面積向き、施工安定立上り/端部金物流用を丁寧に
ウレタン密着10〜12年5,000〜6,500円複雑形状に強い、継ぎ目なし紫外線でトップ更新必須
ウレタン通気緩衝12〜15年6,500〜8,500円既存含水へのリカバリ、膨れに強い脱気設計と乾燥日程の管理
FRP防水12〜15年6,500〜8,500円強靭・軽量、ベランダ最適広面積の躯体ムーブにやや弱い
ゴムシート12〜15年6,000〜8,000円柔軟性◎端部処理と接着品質が鍵
アスファルト(改質)18〜25年8,000〜12,000円重防水・長寿命重量/臭気/乾燥養生の制約

30坪住宅の屋上50㎡想定:
塩ビシート=約30〜45万円、ウレタン通気=約33〜43万円(下地/立上り/役物は別途)


“海沿い品質”にする設計の勘所(失敗しないチェック)

  1. 端部・立上りの金物:SUSまたは耐食メッキ材、シールは高耐候グレード。
  2. 風荷重計算:コーナー・周辺部は固定ピッチを細かく(機械固定なら特に)。
  3. 脱気計画:既存含水・膨れ歴があるなら通気緩衝+脱気筒で再発防止。
  4. トップコート運用:FRP/ウレタンは5〜7年でトップ再塗装。
  5. 雨仕舞い連携:サッシ・笠木・谷樋など“取り合い”詳細図を事前に合意。
  6. 検査の見える化:下地含水率、膜厚、付着、溶着テスト(シート)は写真台帳で残す。

施工手順(屋上・塩ビシート例)

  1. 既存調査(含水/膨れ/勾配)
  2. 下地調整・不陸是正 → プライマー
  3. シート展開(機械固定or接着)→ 熱溶着試験
  4. 立上り・入隅役物・端部金物取付
  5. 水張り/散水試験 → 手直し
  6. 完了検査・写真台帳・保証書発行

よくある質問(FAQ)

Q1. 海風で剥がれない?
A. 風荷重に応じた固定ピッチ&端部補強で対応。コーナー部は最密固定が基本です。

Q2. 既存が膨れているけど貼れますか?
A. 通気緩衝工法+脱気筒が有効。含水を逃がして膨れ再発を抑えます。

Q3. ベランダは何が最適?
A. FRPが総合点高め。防滑トップでメンテ容易、部材貫通も処理しやすいです。

Q4. メンテ周期は?
A. FRP/ウレタンは5〜7年でトップ再塗装、塩ビシートは中間点検と端部シール補修でOK。

Q5. 工期と騒音は?
A. 戸建屋上50㎡で3〜5日が目安。機械固定や研磨時に一時的な音が発生します。


まとめ

  • 衣浦湾近傍では塩害・風圧・高日射が設計条件。
  • 屋上=塩ビシート、ベランダ=FRP、複雑形状=**ウレタン(通気/密着)**が基本解。
  • 単価は5,000〜9,000円/㎡帯が中心。端部・脱気・検査の3点品質で寿命が変わる。
  • 写真台帳・保証書・トップ更新計画まで含めた**“運用前提の設計”**がコスパ最強。

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