自宅で出来るカラーシミュレーション シリーズ3

自宅で出来るカラーシミュレーション シリーズ1
カラーシミュレーションのここがすごい!!+色決めの失敗談の話

自宅で出来るカラーシミュレーション シリーズ2
色の方向性や色を決める際に必要な人日塗工(にっとうこう)の見方

に続いてシリーズ3になります。

シリーズ2では、『色を実際に決めていく手順の前半の「色の方向性」から「色を指定するときに必要な日塗工の簡単な見方」について』お伝えしました。

シリーズ3では、『色決めの中で重要な外壁や屋根、雨樋など色の組み合わせについての話』をしていきます。

目次

外壁塗装の外壁や屋根、雨樋などの失敗しない色の組み合わせ方法

外壁塗装は、好きな色や気に入った色を当てはめていけば満足いく仕上がりになるとは限りません。

色の組み合わせは、組み合わせる色の大きさや場所、少しの色の違いで合う合わないが変わってくるため、慎重に色決めは選んでいく必要があります。

例えば、【ティファニーのブルー】と【エルメスのオレンジ】はすぐに思い出せるくらい有名かつ、どちらも魅力的な色であり、私も個人的に好きな色です。

しかし、この2色を使った場合の色の組み合わせが合っているか皆さんは判断できますか?

私は、色のプロであっても自信を持って合うとは良いきれない難しい色の組み合わせです。

想像だと分からないのでカラーシミュレーションを「ポチッ」としてみました。

実際には、全く同じ色ではなく外壁塗装で使われる色番号の中から似た色を選んで使わせて貰いました。

私の家の塗り替えでは、ここまでの冒険は出来ませんが個性的な外国にありそうなお宅になりましたね。

外壁塗装は、一回塗り替えを行うと10〜15年は色を変えることができません。

そのため、冒険をするよりも無難に色を決める方を私はおすすめしています。

外壁塗装のおすすめの鉄板色決の順番

外壁塗装の色決めを行うときに最初に確認することがあります。

それは、シリーズ2でも出て来ましたが外壁塗装で変わらない箇所の色を認識することです。

外壁塗装で変わらない箇所の色を認識する

代表的なのは、玄関などのドアや窓のサッシ枠、外塀や玄関のタイル、カーポートなどのエクステリアが当てはまります。

他にも、周りに緑の林があったり青の海があったり、周囲の家や建物の色も考慮します。

外壁塗装で、色が変わらない箇所をベースに考えることは必ず行うようにしてください。

また、周囲の家に合わすか合わさないかは地域によると思いますが、一緒の色で塗り替えをしてしまい後に近隣からクレームが入って塗り直しを行った事例は珍しい話ではありません。

よくある、ベージュや白であれば似た色でも問題ないかもしれませんが、珍しいメロン色や紫などの場合は同系統の色は避けた方がトラブルを生まずに済みます。

次に、場所は気にせずに好きな色を1色決めます。

場所は気にせずに好きな色を1色決める

好きな色が2色、3色とある場合は、好きな色同士は一緒にせず、パターン1、パターン2として別々に考えていきましょう。

選んだ好き色が、先程ピックアップした外壁塗装をしても色が変わらない色と合うかを確認します。

外壁塗装をしても、色が変わらない色と選んだ好きな色が合わない場合は合う色が見つかるまで変えていきましょう。

選んだ色を濃い色⇔薄い色で選んで使える色を増やす

選んだ好きな色が、濃い場合は同系統の薄い色も選びましょう。

選んだ好きな色が、薄い場合(中濃の場合)は同系統の濃い色も選びましょう。

同系統での、濃い色⇔薄い色の選び方はシリーズ2で出てきた「日塗工」の見方が分かれば選ぶのは簡単です。

例えば19-70Bの場合だと、左記の赤文字の番号を濃くしたい場合は大きく、薄くしたい場合は小さくしていくと、同系統で濃い色薄い色を選ぶことが可能です。

詳しい内容を知りたい方は、「自宅で出来るカラーシミュレーション シリーズ2」をご参照ください。

鉄板の配色で選んだ色を当てはめる

先程選んだ薄い色を、外壁に使い、濃い色を雨樋など付帯部に使います。

屋根塗装もある場合は、黒若しくは、黒に近いグレー、外壁や付帯部に選んだ色の同系統の濃い色を選ぶと良いでしょう。

他にも白〜グレー〜黒は、どんな色にも合うので、使う色の選択に困った場合はおすすめです。

おすすめの色決めの順番

  1. 外壁塗装で色が変わらない箇所の選定
  2. 好きな色をピックアップ
  3. 好き色と色が変わらない色が合うか選定
  4. 好きな色の濃い色⇔薄い色を決める
  5. 薄い色を外壁、濃い色を付帯部に当てはめる

軒天井は、白が一般的ですが外壁と同じ色でもオシャレなので、白か外壁と同じ色がおすすめです。

外壁を、ツートンにしたい場合は先程選んだ色の濃い色を1階やベランダ、薄い色を2階やベランダ以外のメインにして、付帯部を白や黒を選ぶと全体がまとまった色になります。

外壁塗装で冒険した色選びをする方法

まず、色を仕事にしておられる方や得意な方以外は、必ず周囲や塗装屋さんの意見を聞きながら選んでください。

冒険した色というのは、万人受けするわけでないため、周囲の意見も取り入れながら決めていくとより良い色が出てくるはずです。

外壁塗装の色選びに欠かせないツールとして、カラーシミュレーションがあります。

画面上で、選びたい配色を入力すると視覚的に塗装後のイメージが掴めるため、外壁塗装で選ぶ色の組合が複雑だったり、冒険した色を選んだりする場合は必ず使用するべきだと思います。

ただし、当社で使っているような『自宅でカラーシミュレーション』は、家で何度でも色変えが可能です。

しかし、一般的なカラーシミュレーションは色を業者に伝えて完成品をフィードバックしてもらいます。

そのため、かなりの時間のロスと業者さんとのやりとりだけでなく、パターン毎に○○円と金額も増え、金銭面の負担も大きくなります。

『自宅でカラーシミュレーション』は、お客様側で操作できるカラーシミュレーションで、パターン数が増えても金額は増えないカラーシミュレーションなので、とてもおすすです。

もちろん、GsmJapan でご契約頂いたお客様は無料でご使用頂けます。

最後のアドバイスとして、既存である色の配色を参考にすると一気に組み合わせが上手くいきます。

既存の会社やブランドのロゴ、カバンや服などは、プロのデザイナーが決めいることが多く、ネットで検索すれば沢山出てきます。

冒険した色は、各々で良し悪しが分かれるため全員に共通しているアドバイスは限られます。

そのため、正解も不正解も無いため自分が気に入り、なおかつ10〜15年同じ色で問題ない色が正解になります。

冒険した色のアドバイスをまとめると

  • 周囲に感想や意見を求める
  • カラーシミュレーションを使う
  • 配色の組み合わせをネットで調べる

になります。

ティファニーブルーとエルメス・オレンジの組み合わせ2選

最後に、ティファニーブルーとエルメス・オレンジの組み合わせを冒険したカラーシミュレーションの状態のままだと落ち着かないので、私の家であったとしてもこのくらいなら塗るかな?っていうくらいナチュラルな色の組み合わせをご紹介します。

エルメス・オレンジ控えめパターン

ティファニーブルーをメインとして考え、エルメス・オレンジを控えめなアクセントとして使っています。

ティファニーブルー:59-70L
エルメス・オレンジ:12-50V
濃い緑:42-30H
クリーム色:25-90B
真っ白:N-90
屋根:モスグリーン
ウッドフェンス:ウォルナット

エルメス・オレンジとティファニーブルーが同じくらい目立つパターン

ティファニーブルーとエルメス・オレンジをが同じくらい目に入る配分での組み合わせです。

エルメス・オレンジが多くなった分、色の配色を2色を減らして全体がすっきりするようにカラーシミュレーションしてます。

ティファニーブルー:59-70L
エルメス・オレンジ:12-50V
真っ白:N-90
屋根:モスグリーン
ウッドフェンス:ウォルナット

まとめ

余談ですが、エルメス・オレンジって1色だけじゃないんです。

私が知っている限りで10色程あり、商品全体で見ると200色以上使い分けられているようです。

オレンジだけで、200色以上を使い分ける「エルメス」ってかなりの色マニアですね。

色マニアなエルメス!素敵です。塗装屋としてはそそりますね!!

ですがそんな僅差な色でも与える影響は奥が深く、一般の方は気が付かない色の差であっても若干の周りの色や形、配色の違いで最初は合って選んだ色が合わなくなってきたりします。

商品の形の違い(建物の形の違い)、時計やスカーフなど材質の違い(壁の柄や模様の違い)、カバンだと持ち手と本体など色を変えれる場所の違い(家によって雨樋や付いている物の場所の違い)など違いがあれば少しづつ色の調整をすることで劇的に変わることは間違いありません。

しかし、頭の中ではその細かい調整をおこなうことは至難の業です。私でも無理です。

今や「外壁塗装=カラーシミュレーション」と言われるくらい色選びには欠かせないものですが、その中でも当社の『自宅でカラーシミュレーション』は自分で瞬時に色を変えることが出来るツールのため、多くの人に広がって色選びの失敗が少なくなることを願っています。

色のご相談は、Gsm Japanにご相談ください!!

自宅でカラーシミュレーションの専用サイトColors Japanからでは、コンビニ払いやクレジット決済などで、全国オンライン対応でご利用頂けます。

公式ラインには、お試しで「自宅でカラーシミュレーション」が体験できます。

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『GsmJapanのカラーシミュレーションについて』

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