外壁塗装工事中に台風が直撃したらどうするの?

この東海地区エリアの台風が多くなる時期は、例年の平均だと9月の中頃から10月の中旬頃までが発達した台風が上陸することが多いです。

外壁塗装工事に休みはなく、年中施工をおこなっているため台風の時期であっても例外はありません。

しかし、台風の時期に外壁塗装工事をおこなう場合はリスクも存在するため、前もって幾つかの注意点を知っておく必要があります。

目次

外壁塗装工事中に台風が直撃したらどうするの?

外壁塗装工事中に台風が直撃した場合に、業者が取る行動は以下の5つです。

  1. 足場シートを畳んで風を受けないようにする
  2. 壁当てを効かせて足場が動かないようにする
  3. 飛散するものが足場の上にないか確認する
  4. ビニール養生を状況によって撤去する
  5. ベランダや屋上の雨水の排水溝に詰まりそうなものを除去する

1.足場シートを畳んで風を受けないようにする

足場のシートを、足場に結束して風が通るようにすることで足場が風に煽られにくくなります。

上から下までシートを畳む時もあれば、上の方だけ風が通るようにシートを畳む場合があります。

台風の大きさや組んでいる足場の状況によってシートの畳み方は異なるため、心配な方は業者に「もしも進路がずれて直撃した場合でも大丈夫?」と今の予想よりも過酷な状況になっても大丈夫か確認してみてください。

台風が直撃コースや、それに近い場合に足場シートを畳んでいなければすぐに施工業者に連絡を入れるようにしましょう。

2.壁当てを効かせて足場が動かないようにする

足場と外壁を固定する壁当ては、足場が揺れないようにするために重要な部材の1つです。

台風が接近している時は、写真のように壁に引っ付けて足場が揺れないように固定します。

この固定が緩かったり、数が足りていないと足場が動いてしまい壁当てが外壁にガンガンと当たって傷をつけてしまう場合があるため、ある程度の圧力を外壁に加える必要があります。

しかし、どのような外壁であっても壁当てをおこなう訳ではありません。

外壁がしっかりとしていれば壁当ての効果はありますが、板金や金属サイディング、薄いボードだったりすると外壁を突き破ってしまう恐れがあるため、外壁によっては壁当てをしない場合もあります。

目安はあくまでも個人的な主観ですが、男性がグ~パンをして凹むか穴が開くかしそうな外壁は壁当てをすると破損する恐れが高いです。

壁当てをしない場合は、シートを全て畳んだり、頑丈そうなところと足場を固定(控えを取る)したり適切な対策をおこなっています。

もしも、風が強くなって来たときに足場が家に当たっているような音を聞いたら、すぐに業者に電話をしましょう。

3.飛散するものが足場の上にないか確認する

足場の上には、工事中荷物が載っている場合があります。

ベランダの物干しや雨戸など、塗装をするうえで邪魔になるものを一時的に仮置きしているかもしれません。

そのような場合は、ベランダの中に戻したり外したものであれば元の場所に付けなおすなど風で物が飛ばされないような処置をおこないます。

4.ビニール養生を状況によって撤去する

まだ、外壁塗装の途中であってもシートを畳んでしまっった箇所については養生を取る必要も出てきます。

養生を取る取らない、一部の飛びやすい箇所のみ取るなどは業者の判断になりますが、あきらかにヒラヒラしている状態のものは取る必要があります。

株式会社GsmJapanでは、台風シーズンは養生の仕方を変え風に強くしたり、台風が近づいているのが事前に分かれば養生が必要な作業を後回しにしたりして、リスクを少なくしつつ余分なコストが掛からない工夫をしています。

5.ベランダや屋上の雨水の排水溝に詰まりそうなものを除去する

ベランダの排水溝は、コンビの袋サイズのビニールで十分塞がってしまいます。

最悪、ベランダがプール状態になってしまい室内に雨水が侵入してしまう可能性もあるため、排水溝の周辺のビニール養生は撤去しています。

さらに、ベランダ内にゴミがあった場合排水溝から離れていても風で飛んできてしまう恐れもあるため、ベランダ内のゴミや詰まりそうなものは片づけてしまうほうが間違いがないです。

以外にも、ベランダの排水が確保されているかは盲点になっていることが多いため、台風前や雨が続く場合は排水が可能な状態であるかしっかりと業者に確認してもらいながら、自分でも確認するとより安心です。

まとめ

注意事項や業者が気を付けるべき点をお伝えしましたが、最後は業者がどれだけしっかりとしているかで大きく変わってきます。

お客様は、あくまでも素人のため業者に「大丈夫です」と言われてしまうと言い返すのは難しくなります。

いくら、何かを壊してしまったら業者が負担すると言われても自分の家ならまだしも近隣のお宅に被害が出れば、お金の問題ではなくなってしまいます。

問題が起きる前に事前に対処してくれる、そのような業者を見つけて依頼する方が今回の記事の5つを気を付けるよりも重要だと私は考えます。

最後に、この時代保険に入っていない業者は少ないと思いますが、いつもは下請けばかりをおこなっている業者は、保険に入っていなかったり保険額が少なかったりするため、いくら人が良い業者であっても保険の有無は確認するようにしましょう。

株式会社GsmJapanでは、1億円まで保険で対応可能にしてあるためこの額を基準として確認をしてみると良いかもしれせん。

弊社の施工エリア外であっても、エリアによっては優良な塗装屋さんをご紹介可能な場合もありますのでこの記事を読んで、心配になった方はお気軽にご相談ください。

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