よく聞く外壁塗装の30坪って実際どのくらいの大きさ?本当に坪数で金額って出るの?

 

外壁塗装のチラシを見ていると、「30坪、○○万円!!のような広告ってよく目にします。

施工業者や建築の知識があれば30坪で大体の家の大きさは把握できますが、実際に施工を頼むお客様は自分の家が何坪か分からないことが多いです。

今回は、よく外壁塗装のチラシで目にする30坪がどのくらいの大きさなのか?外壁塗装で坪○○万円の落とし穴を見ていきたいと思います。

目次

よく聞く外壁塗装の30坪って実際どのくらいの大きさ?本当に坪数で金額って出るの?

坪数と言っても、延床(1階と2階の床の面積)と建坪(地面と面している面積)で全然変わってきますが、今回は1階と2階の面積を合わせた延床面積の30坪で説明していきます。

30坪の家はどのくらいの大きさ?

まず、1坪を㎡(平方メートル)に直すと3.3㎡になります。これは、畳2枚分と思って考えてもらうと分かりやすいと思います。

そのため、ここで言う30坪は1階と2階の床面積が99㎡の家を指します。

30坪の外壁塗装の面積の計算

外壁塗装の面積の出し方は下の計算式になります。

外壁全体の面積から、窓や雨戸、玄関扉など塗装を行わない部分を引き、ベランダの壁や屋根の側面にある三角妻面などの塗装部分を足すと外壁塗装の面積が出ます。

【外壁全体の面積】【窓などの塗装しない面積】【ベランダなど塗装面積】【外壁塗装面積】

30坪の外壁塗装の面積例

【外壁全体面積】168㎡程度

【窓などの塗装しない面積】42㎡

【追加塗装面積】23㎡

【外壁全体 168㎡】-【窓など 42㎡】+【追加塗装 23㎡】=【外壁塗装面積 149㎡】

30坪程度の【外壁塗装面積:149㎡】

 

30坪と言っても、家の形状によって外壁の面積は異なってくるため、上の面積はあくまでの一例になります。

 

 

 

○○坪の落とし穴

30坪だからどの形状の家も外壁の面積が同じに同じになるとは限りません。

・家の形状

・窓の大きさや数

・屋根の形

・家の高さ

など全く作りが一緒の家と言うのは、ほとんど無いと思っても問題ないくらい家の形は多種多様です。

それでは、同じ30坪でも四角の家と長方形の家で外壁の面積が変わるのか見ていきたいと思います。

上の絵は、ほぼ四角の30坪のお家になります。

外壁全体の面積の求め方は、【外周】×【高さ】=【外壁全体の面積】で求めることが出来ます。

そこから、算出すると外壁全体の面積は【169.2㎡】になります。

 

次は、長方形の30坪のお家です。

先ほどの、四角の30坪のお家の外壁全体の面積は169.2㎡でした。

それに比べて、長方形の30坪のお家の外壁全体の面積は170.4㎡になりました。

違いは、たった0.6㎡ですがもっと縦長にしていくと9.9m×5mのお家があったとします。

すると、外壁全体の面積は178.8㎡となり真四角のお家と比べると、9.6㎡も違いが出てしまいます。

外壁の面積だけでなく、外周が増えたり、㎡数が増えると、雨どいや破風板などのm数も増えますし、他の雨戸などの付帯部も増えるため全体の金額が上がってしまいます。

30坪○○万円~と言う広告は、値段の目安としてお客様への安心を与える材料としては良い表現だとは思います。

しかし、中には正しい面積を図ることなくその理由を悪用して、坪数から算出した㎡数のまま御見積書に記載している施工業者も存在するため注意が必要です

さらに悪徳業者は、建坪と延床の違いが分かりにくいことを利用してくるため最初に「この坪表記は延床ですか?建坪ですか?」と確認をしましょう。

まとめ

・外壁塗装の○○坪の表現は目安の金額にしかならない

・坪の表現は延床か建坪かをしっかり確認する

見積もりの時まで坪で計算する業者は悪徳業者の可能性が高い

信用できる業者と知識がある業者ってイコールですよね。

知識がある業者は、坪で見積もりを出すことはありません。

しっかりとした業者であれば、外壁塗装○○㎡、雨樋○○mと1つ1つの数量が出てきます。

坪の金額は目安!!そこだけは憶えておいてください。

 

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